非正規労働者に対して使える助成金

2014年度は、政府により「非正規労働者のキャリアアップ」が推進されています。
非正規労働者のキャリアアップを推進する企業のために、
非常に使いやすい助成金が新設されています。

非正規労働者を多く抱える事業主様は、一度活用をご検討頂ければ幸いです。

助成金名助成金概要助成額
キャリアアップ助成金
(正規雇用・無期雇用転換)
正規雇用、または無期雇用に転換する制度を規定し有期契約労働者を正規雇用、または無期雇用(※)へ無期雇用労働者を正規雇用に転換した場合に助成

(※)無期雇用に転換する場合は、基本給を5%以上増額することが必要
有期→正規:50万円(40万円)

有期→無期:20万円(15万円)

無期→正規:30万円(25万円)

※対象者が母子家庭の母、父子家庭の父の場合

1人当たり10万円、5万円、5万円を加算

※カッコ内は大企業の場合
キャリアアップ助成金
(人材育成)
有期契約労働者等に
・一般職業訓練(Off-JT)
又は
・有期実習型訓練(「ジョブ・カード」を活用したOff-JT+OJTを組み合わせた3~6か月の職業訓練)
を行った場合に助成
Off-JT
《1人当たり》
賃金助成:1h当たり
800円(500円)
経費助成:上限30万円(20万円)

OJT
《1人当たり》
実施助成:1h当たり
700円(700円)

※カッコ内は大企業の場合
キャリアアップ助成金
(処遇改善)
すべての有期契約労働者等の賃金テーブルを作成し2%以上増額改定させた場合に助成1人当たり
1万円(0.75万円)
<1年度1事業所当たり100人まで>

「職務評価」を活用の場合
1事業主当たり
20万円(15万円)
上乗せ

※カッコ内は大企業の場合
キャリアアップ助成金
(健康管理)
有期契約労働者等を対象とする「健康診断制度」を規定し、4人以上実施した場合に助成1事業所当たり
40万円(30万円)

※カッコ内は大企業の場合
キャリアアップ助成金
(短時間正社員)
短時間正社員に移行する制度を規定し、有期契約労働者等又はフルタイム正社員から短時間正社員に移行・新規雇入れした場合に助成1人当たり
30万円(25万円)

※対象者が母子家庭の母、父子家庭の父の場合

1人当たり
10万円を加算

※カッコ内は大企業の場合
キャリアアップ助成金
(パート労働時間拡大)
パートタイム労働者の週所定労働時間を25時間未満から30時間以上に拡大した場合に助成1人当たり
10万円(7.5万円)